【解説】雪印メグミルクが開発した「MBP」という成分について

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おはようございます。五月女牛乳店中村です。
いつもありがとうございます。

本日は、雪印メグミルクが開発した「MBP」という成分について少しご紹介していきたいと思います。

人生100年時代。
平均寿命がますます伸びている現代において、今注目されているのは「健康寿命」です。
健康寿命とは医療・介護に依存しないで自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のことです。

いつまでも自分の好きなことに全力で取り組み、前向きな明るい人生を歩みたいと多くの方が望んでいると思います。

その中で、「健康」って極めて重要なワードになると思います。
雪印メグミルクは赤ちゃんから高齢者まで一生を通して、大切な骨の健康に向き合い研究・取組を行っています。
その一つが昔から骨を丈夫にすると言われてきた牛乳です。
この牛乳の持つ無限の可能性を信じ、徹底的に研究を重ねた結果、牛乳の中から骨の材料となるカルシウムの他に、骨の新陳代謝を改善させ骨を強くする成分を発見しました。
それが乳に含まれる機能性たんぱく質「MBP」です。

MBPによる骨の5つ役割

健康を維持するための大切な「骨の5つの役割」があります。

①身体を支えています!!
ご存じのように骨は身体を支えています。
実際に要支援、要介護の原因が、女性1位、男性3位が骨の要因です。

②運動の支点となる!!
骨と筋肉が繋がり、関節が支点となることで、足を動かしたり腕を曲げたりすることができます。

③内蔵を守ってくれる!!
内蔵は衝撃に弱いんです。
頭蓋骨は脳、肋骨は肺や心臓、背骨は脊髄神経と重要な臓器等を硬い骨で衝撃からしっかり守ってくれています。

④血液(血球)をつくる!!(私は知りませんでした。・・・・)
骨の中心部にある骨髄には血液を作ってくれる造血幹細胞というものがあり、赤血球、白血球、血小板が作られています。骨が血液を作っています。

⑤カルシウムを蓄える!!
体内のカルシウムの99%が骨に、残り1%が血液に存在し、血中のカルシウム濃度が低くなると骨からカルシウムを補給します。

MBPの最新研究結果から

①骨から「若返りホルモン」が分泌されています!!
骨から体を健康に保つ様々なホルモンを分泌していることが分かってきました。
その1つ「オステカカルシン」は生活習慣病の改善、脳の働き(記憶、学習機能)の活性化に効果があるとされ、「若返り物質」として注目されています。

②骨密度の低下が顔のたるみや、しわの原因に!!
顔も骨によって支えられています。
骨密度が下がると顔の骨でも「骨やせ」を起こします。
顔の骨がやせると骨にくっついていた筋肉や皮膚がたるむので、顔のたるみやしわを深くする原因になると言われています。

 

肌や筋肉って日頃から鍛えたりする一方、骨は目で確認することが出来ません。
普段から骨を意識している人は少ないと思います。
思っている以上に、骨はたくさんの大切な役割があるんですね!!

そもそも「MBP」とは?

Milk Basic   Protein ミルク ベーシック プロテインの略で牛乳にごく微量に含まれる「希少なたんぱく質」です。
牛乳の成分中(約200mlあたり)に「MBP」はわずか0.005%(約10㎎)です。
雪印メグミルクでカルシウムの研究が始まったのは1987年。
カルシウム以外にも牛乳の成分の中に骨を強くする成分があるのではないか?がスタートでした。

1989年に牛乳から骨を強くする成分を探索する研究がスタート。
比較的早い段階で骨の細胞を増やしたり、骨を丈夫にする成分が乳清(ホエイ)に存在することを発見しました。それが「MBP」なんです。
*乳清(ホエイ)とは? 牛乳から乳脂肪分などを除いた水溶液のことです。
簡単に日常で目にする機会といえば、ヨーグルトの上澄みでしょうか。
乳清(ホエイ)には良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
私はちょっと前までヨーグルトの上澄みを捨てていました。そこに良質な栄養素があったなんて!

「MBP」の最大の特長は?

二つの細胞に働きかけるWの効果です。
「MBP」は破骨細胞が過剰に骨を溶かしだすのを防ぐ一方、骨芽細胞を増やす働きを活性化することで骨を作る力を高めてくれます。

①「MBP」は破骨細胞に働きかけて、古い骨からカルシウムやコラーゲンが過剰に溶け出すのを防いでくれます

②「MBP」は骨芽細胞を増やし、活性化。骨のコラーゲンを作りカルシウムを定着させるのを助けてくれます。
TUMARI、骨の新陳代謝に関わる二つの細胞に直接作用することで、効率的に骨を健康的な状態にしてくれるのが「MBP」なんです!!

骨の健康のために出来ること

①骨の健康は、成長期からの骨づくりが大切です!!
骨密度の低下の話題が高齢者に多いため、「骨は高齢者の問題」と認識している方も多いかもしれません。実はそうではありません。
「骨の健康」という観点からすれば、成長期での骨づくりが一生の骨量に大きく影響しますし、若くても出産や生活習慣によっては骨量を低下させるリスクがあることがわかっています。

②日常生活から、骨の健康を意識しよう!!
骨の健康を維持・強化するために「MBP」に加え、カルシウムの摂取はとても大切です。
カルシウムは体内に吸収されにくく、摂取しても多くは排出されてしまいます。
意識して食事からカルシウムを摂取して、体内に吸収、定着しやすくするために日光浴、バランスの取れた食事、適度な運動も大切です。
日常生活から骨の健康を意識することで、人生100年時代を楽しんでアクティブに過ごしましょう!!

「MBP」に関するQ&A(よくある質問)

Q1「MBP」はどのくらい摂ればよいですか?
A 「MBP」を40㎎を、20~50代の女性に毎日 摂って頂いた試験では、
3か月で骨代謝の改善が確認され、6か月で骨密度の上昇が確認されました。
長期間摂取いただくことが大切です。
また骨は毎日生まれ変わるので、出来るだけ毎日飲むことが大切なんです!!

Q2子供や妊娠中でも摂取して大丈夫ですか?
A 「MBP」はもともと牛乳にふくまれています。
新陳代謝が活発な成長期のお子様にも、妊娠中・授乳中の女性にも安心です!!

Q3一日のうち、いつ摂ったらよいですか?
A いつでも構いません。毎日の習慣として取り入れて頂くことをお勧めします!!

Q4カルシウムを摂れば、「MBP」はいらないのでは?
A カルシウムは骨を作るための材料でしかありません。
骨をつくるのは骨芽細胞です。そして骨の健康な生まれ変わりには、骨芽細胞と破骨細胞のバランスが重要です。「MBP」は、骨芽細胞の働きを調整するもので、骨づくりの土台を築いてくれる大切な成分なんです。

Q5破骨細胞の働きを抑えたら、骨は生まれ変わらないのでは?
A 「MBP」は破骨細胞の働きを完全に抑えてしまうのではなく、破骨細胞の過剰な骨破壊を抑える作用をもっています。
私たちにもともと 備わっている、骨の健康をコントロールする力を応援するのが「MBP」です。

 

中村携帯:090-2739-0330(※栃木県大田原市の「まちの牛乳屋さん」です)

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