近年いろいろな美容法が世に出ていき、美容皮膚科からエステサロンまで様々なところで肌トラブルを改善するメニューが開発されている。その中でよく聞くフォトフェイシャルと言うワードを聞いたことある方も多いのではないであろうか。
顔にIPLと言う光を照射することにより、シミ、しわ、くすみや毛穴、赤ら顔などの肌トラブルに効果がありキメ細やかな肌にしてくれると言う美容方法があり、その中でもルミナス社の光治療をフォトフェイシャルと言うらしい。
そのフォトフェイシャルについて調べていたところ「フォトフェイシャルをすると余計に老ける？」「ビニール肌になってしまう」「肌に悪いんじゃないか？」などと施術を悩んでいる方の声も多く見られたので今回その疑問について調べてみたのでフォトフェイシャルを受けたいけど、失敗したくない！と言う方に参考にしてみてほしい。
フォトフェイシャルって老ける？肌に悪いって噂や危険性もあるの？
フォトフェイシャルとは、肌に冷却ジェルを塗り光を照射する方法で、その光によりシミ、そばかす、くすみや小じわ、毛穴などの原因になるメラニン色素やヘモグロビンにダメージを与え肌全体が綺麗になると言う魔法のような美容方法。
さらに、繊維芽細胞の働きを活性化させる効果もあり内からキメの整った肌に改善してくれる効果もあるようだ。また、施術時間も短く肌への負担も少ないので人気の施術になっている。
そんなフォトフェイシャルだが、一方でフォトフェイシャルしたら老けた！本当は肌に悪いんじゃ？などの噂や情報が出てきて不安になっている人も居るようだ。
実際光を当てているので全く肌にダメージが無いわけではないのだが、レーザー治療などと比べると断然ダメージの少ないものとなっているのだが施術を受けただけで老けた顔になってしまうのだろうか？
フォトフェイシャルで老けた例
〇シミだと思ってフォトフェイシャルしたが実は肝斑（かんぱん）だった。
肝斑とはシミよりデリケートになっていて、フォトフェイシャルの光ではダメージが出てしまい、肝斑が濃くなってしまう事があるらしい。
シミか肝斑か定かではないが肝斑の可能性のある人は経験豊富な医師と相談のもと施術を行うと良い。
肝斑を治療したい場合は肝斑専用で使えるフォトフェイシャルもあると言う事なのでそちらで治していって欲しい。
〇光治療の効果で奥に眠っていたシミが出てきてしまった。
光治療の効果で肌のターンオーバーを早く行うため、まだ出てくるはずではなかった奥底のシミが出てくる場合がある。
シミが新たに出てきたように見えるがそのシミもかさぶたになりポロっと取れることが大半なので安心して見守っていって欲しい。
〇フォトフェイシャルに通う頻度が多すぎる
専門のサロンや医療機関でも月1回を推奨しているフォトフェイシャルだが、綺麗にはやくなりたい！と言う焦りから規定以上の頻度で通ってしまう方も少なくないのだとか…
フォトフェイシャル中の肌は化粧や洗顔の日常生活に支障がないにしろ日焼けなどは避けて欲しいと言う記載があるので少ないダメージがあるようだ。
少ないダメージを高頻度で与えてしまうとせっかく綺麗になるはずだった肌もそのダメージを良い刺激に出来ず、肌荒れや老け顔が悪化してしまう原因になってしまう。
何事もやりすぎは禁物と言う事なので、医師とのカウンセリングのもと既定の回数をしっかり守って施術することも大切だ。
〇シミが濃くなった
そこまで濃くなかったシミがフォトフェイシャル後濃くなってしまったと言う声も聞くが、これは施術の効果の一つで一時的なものとされている。
このように、きちんと調べて欲張って通いすぎなければフォトフェイシャルを受けて老けたなどと言うことはあまりないらしい。
では少しはダメージがあるとの事のフォトフェイシャルは肌に悪くないのか？調べてみた。
フォトフェイシャルって肌に悪いんじゃ…
ネットにはフォトフェイシャルを辞めて以前より肌が劣化した…少しでもダメージを与えてる訳だし続けるのは肌にわるいんじゃ…？と悩んでいる方も多いようだ。
実際、紫外線や熱は肌にダメージを与えて良くないからみんな紫外線対策をするのでそういった疑問を持つ方が居てもおかしくないと思っている。そんな方に納得してもらえるように調べてきたので参考に見て欲しい。
調べてみると、何十回何百回とフォトフェイシャルを月１や数か月に1回試してきたと記録する方は施術すればするほど自分の肌が良くなったように実感できたと記事にレポートしていた。50代60代になってもハリツヤのある肌が維持できて若く見られるらしい。
また、フォトフェイシャルに数回通ってみたものの値段が高いのでやめてしまった方は、施術直後は若返ったようにシミしわがなくなったが、やめる前に消しきれなかったシミが少し出てきてしまう事によって老けたように感じてしまうかも…などとレポートしていた。しかし、フォトフェイシャルをする前の肌より戻ってきたシミも格段に薄く、肌が劣化したと言う感じは無さそうであった。
このように、フォトフェイシャルを行って適正回数を守りながらサロンや病院に通っていた方で肌トラブルが悪化したと言う方はあまり見かけなかったので肌に悪いと言う噂はあまり信ぴょう性がないものなのかもしれない。
フォトフェイシャルの危険性について
では、老ける事もなく肌にも良いことがわかったフォトフェイシャルだが、危険性が本当にないのであろうか？
危険性や注意点、副作用についても調べてみた。
〇肝斑（かんぱん）に当てると濃くなってしまう
〇施術直後の一番綺麗な状態を保つには定期的な施術と継続（月１～半年に１回程度）が必要なのでお金がかかる
〇施術の痛みが人それぞれだが強く出る人には続けずらいくらい痛みが出る
〇２，３日赤みやヒリヒリすることがある
〇やけどや色素沈着をおこす場合がある
〇一時的なニキビや吹き出物
〇反応した部分にかさぶたが出来る
などと言うことがわかった。また、たまに聞く皮膚がんのリスクがあるのではないかと言った悩みについては、フォトフェイシャルや光脱毛の光には光老化した角化細胞を取り除く作用があり、むしろ皮膚ガンの予防になったり皮膚がんの早期発見を助ける事があると言うことがわかった。
正しいサロンできちんとカウンセリングのもと施術を行えば危険性もなさそうなので安心だ。
フォトフェイシャルで老ける訳じゃないけどそれってビニール肌？
では危険性もなく、肌にも悪くなさそうとのことのフォトフェイシャルだが、その肌って見かけだけツヤ肌になったビニール肌じゃないの？などと言った意見もあったのでフォトフェイシャルとビニール肌は関係があるのか調べてきた。
そもそもビニール肌ってなに？
ビニール肌とは肌の角層が薄くなってしまった状態で医療の専門用語ではなく美容系の記事やサロンなど美容業界で用いられるワードらしく、ビニールのようなフラットでつるつるしている肌なのだが、キメが失われてしまっている状態を表すらしい。
最近では肌トラブルの一つとしてあげられることも多く、良質なスキンケアが手軽に手に入る今、過剰なスキンケアが原因でなってしまう肌の一つらしい。
ではこのビニール肌はフォトフェイシャルと関係があり、フォトフェイシャルを行うことでもなってしまうのか？気になる方も多いだろう。
フォトフェイシャルでビニール肌になるのか？
ビニール肌とフォトフェイシャルが関係しているのか調べたところ、関係ないわけではないことがわかった。
フォトフェイシャルを受けビニール肌になったとの意見が調べたところあったのだ。
その方によると、シミやしわに悩みレーザー治療をしようとしたが、肌に負担を掛けないためにフォトフェイシャルを選んだらしい。シミは思った通り薄くなったが、肌がペラペラになってしまい、いわゆるビニール肌になってしまうと言うのだ。
1年たってもこのビニール肌は治らず2年たつくらいでやっと目立たないような状態になったらしい。
このようにフォトフェイシャルを受けることでビニール肌になってしまったと言う意見もあるのでサロン選びや自分の肌の状態と相談して決めることが大切であることがわかる。
「フォトフェイシャルって老ける？」のまとめ☆
・フォトフェイシャルによって老けると言う意見はあまり見かけなかった
・危険性はなく、むしろ皮膚がん予防や早期発見になり良い
・過剰な頻度での施術や肌の状態が良くないのに施術するとダメージを受ける
・適度に続けると年をとってもつるつるすべすべの肌で居られる
・ビニール肌になってしまったと言う意見も少数あったので注意が必要
と言うことがわかった。フォトフェイシャルを受けるか悩んでいる方は参考にして自分にあった場所と方法で綺麗になって欲しいと思っている。
