「くっきり二重になりたいのに奥二重の線が邪魔をしてくる」「せっかくアイプチしても結局、奥二重の線が頑固すぎて三重になってしまう」
二重にあこがれる奥二重さんの永遠の悩み。奥二重の線が消えてくれないのである。
考えてみれば、当然だろう。
生まれてからずっとこの奥二重とともに生きてきたのだから。体に刻まれた線は、そうカンタンには消えない。毎日毎日、今日も奥二重とにらめっこをして理想の二重を追い求めている。もう疲れた。
それでも諦めたくない奥二重さんに向けて、解決方法をお伝えしたいと思う。
奥二重の線は頑固!奥二重の線消す方法(おうちでお手軽編)
いくらキレイな二重を作りたいと言っても、突然クリニックへ行くのはちょっと抵抗がある。年齢が若ければ若いほど当然の感覚であろう。だから最初はおうちでできる方法でトライすることをオススメしたい。
ここでは「おうちで手軽に」を合言葉に、頑固な奥二重の線を消す方法を紹介していく。
奥二重だって立派な二重!「マッサージで線消す」
気がついていますか?奥二重は隠れているだけで、本当は立派な二重。
しかしまぶたの腫れや、脂肪、むくみが覆いかぶさり目を小さく見せてしまっている。そのままにしておくのはもったいない。まずは元々持っている、ありのままの素材を最大限に生かすことから始めよう。
そこでまずは、毎日できる「おうちマッサージ」にトライ!
1.むくみを改善するマッサージ
⑴ホットタオルで目元をあたためる(この一手間でマッサージの効果が変わってくる)
⑵眼球の上にあるアーチ状の骨を親指で下から上へ押し上げる(5〜10回繰り返す)
⑶眼球の下にある骨を人差し指と中指で上から下へ押し下げる(5〜10回繰り返す)
⑷こめかみを人差し指と中指で強めに刺激する(5〜10秒)
2.目の周りの筋肉を鍛えるマッサージ
目のまわりにはぐるっと一周筋肉がある。その筋肉を鍛えていく方法。
⑴ホットタオルで目元をあたためる。
⑵まぶたの上部を2本の指でクルクルするイメージでゆっくりほぐす。
⑶目の下の筋肉もクルクルと二本指でゆっくりほぐす。
⑷眉毛の下あたりを2本の指で押さえて、目をパチパチと大きく開閉する。
これだけでむくみが改善されて目元がスッキリしてくる。ただし、1日や2日やっただけでは効果が見られない。毎日継続して行うことをオススメする。
三種の神器!綿棒・絆創膏・アイプチ「癖付けで線消す」
前述したとおり、生まれてから今日まで一緒に過ごした奥二重との絆は深い。そうカンタンにさよならできないもの。それが奥二重である。ここからは、癖付けで線消すという試みをしていく。もちろん「おうちで手軽に」を合言葉に今回もおうちにあるものを使ってトライしてみよう。
1.綿棒で線消す。
手順
⑴ホットタオルで目をあたためる。
⑵消したい線を目頭から目尻まで、クリームを含ませた綿棒でゆっくりマッサージするようにこする。するとシワ部分がまぶた脂肪に吸収されて消えるというもの。ただしこちらは、数ヶ月、年単位でのケアが必要。
注意点
こする時はやさしく!が鉄則。ゴシゴシすると、まぶたに負担がかかりシワやたるみの原因となる。
2.絆創膏で線消す。
手順
⑴絆創膏を消したい線と同じくらいの長さにカットする。
⑵消したい線の上にカットした絆創膏を貼る。
⑶数時間後に絆創膏を外す。
注意点
絆創膏は目立つこともあるため、外出には不向きかもしれない。よって夜寝る前に貼り付け、朝起きたら外すという方法をオススメしたい。絆創膏は医療用なのでまぶたに優しいのは利点の一つである。
3.アイプチで線消す。
手順
⑴「皮膜式アイプチ」を使用する。接着式はまぶた同士をくっつけるので皮膚への負担が大きいためである。
⑵アイプチを付ける。その際、元の奥二重線に接触するように付けることがポイント。これをやることで理想の二重線が奥二重線を巻き込んで一緒に固定される。よって頑固な奥二重線に引っ張られ、理想の二重線が崩れるリスクが減る。
注意点
理想の二重に近づこうと急に幅の広い二重にしてしまうと、不自然な仕上がりになる。
無理に幅広にすることでアイプチも落ちやすくなるため、少しずつ幅を広げることをオススメしたい。
以上、これらの方法はそのお手軽さゆえ、毎日継続しないと効果は出ない。しかしコツコツケアを続けることで少しずつ理想の二重に近づいていくだろう。美は一日にしてならず。
奥二重の線とさよなら。奥二重の線消す方法(医療でしっかり編)
おうちケアでもピクリともしない頑固な奥二重線。「もういや…」と絶望の淵にいたとしよう。ここで最後の手段。美容整形のお出ましである。
「プチ整形はこわい」「プチ整形がバレたら恥ずかしい」そんな声も多々あるのが現実だ。
しかし近年の調査では、以下のような結果が出ている。
これは2019年に一般社団法人ライフスタイルマーケティング協会が行った調査結果だ。
対象者は日本全国426名の女性。インターネットを通じて実施したアンケートである。この結果を見ると実に3割以上の女性がすでに「二重整形をしたことがある」と回答。それだけ二重整形は市民権を得ているということだ。この結果は二重整形に一歩踏み出せない人たちにとっては「なんだ。みんなやっているのか」と思える貴重なデータであろう。
ここからは、医療の力で理想の二重を手に入れるために知っておきたい情報をシェアしよう。
「整形」と「プチ整形」は何がちがうの?
最近よく耳にする「プチ整形」という言葉。整形とプチ整形って何がちがうの?という話である。これについては結論から言うと「メスを入れるのが整形」「メスを入れないのがプチ整形」という理解で良いと思う。要するに切るか、切らないか。近年は切らずに行うプチ整形が人気となっている。しかし、それぞれにメリットデメリットがあるので自分にあった方法を見極めることが重要!
二重整形では、切る方法を【切開法】、切らない方法を【埋没法】という。それぞれの長所と短所を紹介していく。
「切開法」「埋没法」のメリット・デメリット
【切開法(メスを入れて二重を作る方法)】
メリット
・理想の二重線の再現性が高い。
・効果がほぼ半永久的に続く(ラインが取れにくい)
・多少の脂肪を取ることができるため腫れぼったさも解消される。
デメリット
・ダウンタイムが長い(最低でも2週間程度)
・一度切ると元に戻すことができない。
・傷跡がのこる。
【埋没法(まぶたに医療用の糸を埋め込み二重を作る方法)】
メリット
・ラインのやり直しができる。
・ダウンタイムが少ない(3〜7日くらいが目安)
・切開法に比べて料金が安い。
デメリット
・細かいデザインの指定ができない。
・糸がゆるむことがある。
・3年〜5年で取れてしまうケースが多い。
・まぶたに脂肪が多いとそもそも埋没法ができない。
以上の内容をふまえて今一度、自分の奥二重にはどちらの方法が良いのか、ダウンタイムによる生活への影響も含めて考えてみてほしい。
整形をする前に必ず、すべきこと。
メスを入れないプチ整形と言っても、人生の一大事であることは間違いない。そこで整形前にやっておきたい前準備は、以下である。
1.直感で選んだ「理想の二重の写真」をいくつか保存しておく。
好きな女優さん、好きなインフルエンサーがいたとしよう。その顔になりたい。その二重になりたい。そんな理想的な二重がいくつか存在すると思う。でも、理想の二重を検索し続けると結局どんな二重になりたかったのかわからなくなる。なぜか。それは「分析麻痺」と呼ばれる状態に陥るからである。人間は考えすぎるとよくわからなくなるようにできている。だからこそ直感で選んだ写真を先に保存しておくことが大切。
2.カウンセリングにいく。
次に必ずやっておくこととしては【カウンセリングにいく】ということ。それも一つではなく、複数いくべき。
以前こんなことがあった。「ぜったいこの洗濯機買う!」と息を巻いて洗濯機売り場に向かった。元気いっぱいに「これ買います!」と言ったら、「この洗濯機は洗面所の湿度がものすごく上がるのでオススメしません」とピシャリ。家電のプロのたった一言で、そのまま一旦引き上げ、後日別の洗濯機を購入したのだ。
整形となると、洗濯機どころの選択ではない。
一にも二にも、まずはその道のプロ(複数)に意見をもらい、その意見をおうちマッサージでもしながらこねくり回して最終的な方法を決めてほしい。整形において後悔だけは絶対にしたくない。もちろん、カウンセリングにいく時には理想の二重写真も持っていこう。理想だと思った二重は自分には全然似合わないかもしれない。
【まとめ】奥二重の線消すと、理想の二重に一歩近づく!
ここまで、いかにして奥二重とさよならするか、という部分に焦点を当てて紹介してきた。あれ、奥二重ってそんなに憎いものだったっけ。ちょっと待ってください。実は奥二重が映える女優さんはたくさん存在する。綾瀬はるかさん、新垣結衣さん、多部未華子さん、吉高由里子さん・・・奥二重も悪くないかもしれない。
とはいえ、キレイな二重に強い憧れを持つのも非常によくわかる。ただ、奥二重でも二重でも、自分にはそれ以外の魅力がたくさん潜んでいることを忘れないようにしたいものだ。
では、みなさまの理想的二重ライフを願って、ここまでの話をまとめておく。
【セルフケアで奥二重の線消す方法】
・マッサージで線を消す
⑴むくみを改善するマッサージで消す
⑵目の周りの筋肉を鍛えるマッサージで消す
・癖付けで線消す
⑴綿棒で線消す
⑵絆創膏で線消す
⑶アイプチで線消す
【クリニックで奥二重の線消す方法】
・「整形」と「プチ整形」の違い
「切開法」「埋没法」の長所、短所
・整形をする前にすべきこと
⑴直感で理想の二重画像を選ぶ
⑵カウンセリングにいく