世の中がコロナ一色になって随分と経つ。日々のマスクにもすっかり慣れた。
「マスクをしていたらそんなにちゃんとお化粧しなくてもバレないよね♩」と、考えるひとも多いであろう。
そんな中、注目されるのは「目元」である。マスクをしていても目元だけはどうしても隠せないからだ。
事実、経済産業省の調べによるとコロナウィルスが広がりはじめた2020年の化粧品の単価はほとんどのカテゴリで前年比を下回っているのに対し、アイメイクだけは前年を上回るという結果が出ている。それだけアイメイクは重視され、売れているということだ。
経済産業省HPより引用
マスクで顔が隠れ表情で語れない今、「目元」がものをいうのだ。
しかしながら「目元に自信がない」「自分の目がキライ」
そんな悩みを持った奥二重さんたちも多いのではないだろうか。
そこで今回は、目元に自信を持ちたい!と望む奥二重さんたちに向けて、まつげパーマの魅力をお伝えしていきたい。
「奥二重にまつげパーマは似合わない」そう言われる理由を検証。
奥二重に限らず「まつげパーマ」というと、ある日パッと目元が変わるので毎日見ている家族や友人の中にはちょっと違和感を覚える人もいるかもしれない。
だからと言って、似合わないと思われるのも悲しい。そこで「似合わない」と言われる理由、そしてどんなデザインなら似合うのかを検証していく。
【奥二重】まつげパーマが似合わないと言われる理由。
まず、まつげパーマはロットを使ってギュギュッとまつげを上にあげるというもの。ゆえに奥二重さんの場合、上げたまつげがまぶたに近づきすぎる、張り付いて見えるという意味でその不自然さが「似合わない」になっている可能性がある。
たしかに、まぶたに張り付いたまつげはナチュラルではない。人工的に施された雰囲気が出てしまうため違和感を感じてしまうのであろう。
では、どんなデザインなら違和感がないか。奥二重にフィットするデザインはどんなものか知る必要がある。
【奥二重】まつげパーマをする前に!似合わないデザインを知っておこう。
⑴Lカール
1つ目は「Lカール」
その名の通り、L字にパッキーンと上がったカールである。
これはまさに前述した「まぶたに張り付いているように見えるカール」の代表格。
Lカールの場合はマスカラをつけるのも一苦労である。遠目でみる分には良いかもしれないが接近戦では少し違和感があるだろう。
⑵Dカール
2つ目は「Dカール」
これはスッキリとした二重さんに適しているカール。奥二重さんがやると上のまぶたに、カールの根元が押し潰されてしまう。せっかく時間をかけてまつげパーマをしてもすぐにヘタってしまうのは悲しいので避けるのが無難。
では、奥二重さんにはどんなデザインが良いのかを紹介していこう。
奥二重に似合うまつげパーマはある?種類と注意点。
ではここから本題。「結局どんなまつげパーマが良いのよ!」を解決していく。
奥二重さんがまつげパーマをするときに注意すべきポイント。
まず大前提として、奥二重さんがするまつげパーマの注意点をご案内しておく。
注意することはただひとつ、「まぶたに近すぎない程度のカールにする」という点。
理由は、マスカラが塗りにくくなるため。そして自然な仕上がりにするため。
これを踏まえて、どんなまつげパーマがあるのかを見ていこう。
奥二重さんに似合うまつげパーマの種類。
まつげパーマと一言でいってもたくさん種類がある。ロット選び、カールの具合、それぞれの微調整によって自分に合ったまつげが完成する。ここでは奥二重さんに似合う方法を厳選した。
奥二重さんのまつげパーマ(ナチュラル仕上げ)
まずは最初に、オススメしたい方法。それは、くるんと円を描くような丸みのある「Oカール」。やはり最後に勝つのは「ナチュラル」である。男性ウケ間違いなしのナチュラルカール。
これは、比較的まつげが長めの人におすすめしたい。自分の素材を生かしながらも、さりげなく手を施したまつげは、近くで見ても違和感がないであろう。
奥二重さんのまつげパーマ(ロット選び)
次に、ロットの話をしておく。
ロットとは、まつげを固定しそこにパーマ液を塗ることによってキレイなカールを作るために欠かせないもの。シリコンロットとゴムロットがあり、現在はシリコンロットが使われることが多い。グルーなしでもまぶたにつきやすく、柔らかい素材であるためまぶたの形状にもぴったりフィットするからだ。
このロットが仕上がりを決めると言っても良いほど、大切なもの。まぶたの形や長さによってフィットするものが違うので、カウンセリング段階で、プロの目線で選んでもらおう。
奥二重さんのまつげパーマ(カールの秘密)
お次は、仕上がりに差が出るカール選び。どんなカールにするかによって見た目が断然変わってくる。オススメは以下の二つ。
①Cカール:全体的に緩やかなアーチを描いたカール。まぶたに張り付くことはない。
②Oカール:クルンと円を描いたカール。こちらもまぶたに張り付かずに自然な目元が作れる。
どのロット、どのカールを選ぶかによって仕上がりは変わる。上記を参考に、カウンセリングの際には奥二重でもキレイに上がるロット、カールをプロ目線で考えてもらい理想の形を手に入れてほしい。
次に、まつげをパッと上向きにする方法として「マツエク」についても触れておこう。
奥二重には、まつげパーマ?マツエク?
奥二重にまつげの施術を考えたとき、必ず選択肢に上がるのが「まつげパーマ」と「マツエク」であろう。それぞれの違いはおおよそ想像はできるものの、じゃあ結局どっちがいいの?となってしまう。よってここでは、まつげパーマとマツエクを比較していく。どちらが好みか、どちらが適しているのか比べてみてほしい。
【奥二重】まつげパーマvsマツエク、どっちが良いのか検証してみる。
さて、「まつげパーマvsマツエク」奥二重さんにはどっちが良いのかをみていこう。それぞれ仕上がり、メリットデメリット、費用の面で比べていくことにする。
⑴奥二重×まつげパーマ
仕上がり
・奥二重さんの場合、自前のまつげが相当長くない限りはかなりナチュラルな仕上がりになる。あまりまつげだけをドーンと主張したくないという人に向いている。ナチュラルさゆえにどんなファッションでも違和感なく馴染む。
メリット
・オイルクレンジングでも気にせずに洗顔できる。
・とにかくメンテナンスがラク!!
・仕上がりが自然。
・長持ちする(平均5〜6週くらい)ためサロンに通う頻度が少なくすむ。
デメリット
・まつげの長さ自体は変わらないので、変化がわかりにくい。
・自前のまつげが相当長くない限りは、すこし寂しげな印象になってしまう。
・まつげ自体にパーマ液を使用するため、まつげに負担がかかる。
費用相場
・地域差はあるものの、おおよそ3,000円〜10,000円程度。まつげのケアが含まれるサロンもあるため金額には開きが出ている。
⑵奥二重×マツエク
仕上がり
・長さを十分に出すことができるため、豪華な目元になる。結婚式などのイベントの際には映えること間違いなし。バサバサまつげは女子ウケが良い。
・奥二重さんは目頭から中央までを短めに、目尻にかけてを長めにすることでより一層、華やかさが出る。
メリット
・長さやボリュームを自由に選べる。
・メイク時間の短縮になる。マスカラなしでも圧倒的な存在感。
デメリット
・オイルクレンジングができない。
・メンテナンスが大変。一部だけポロポロ落ちてきたり、まつげの向きがバラバラになってくる。
・長持ちしない。平均3週間ほどでリペアが必要になる。
・毛根に負担がかかる。
費用相場
・7,000〜12,000円程度。つける本数によって変わるがまつげパーマよりは少し割高になる。
以上の点から、大きく括るなら「ナチュラル派はまつげパーマ」「華やか派はマツエク」ということになる。それぞれのメリットデメリット、相場感を比べて自分のライフスタイルに合った方法を選ぶことをオススメしたい。
【まとめ】奥二重に似合うまつげパーマは必ずある!
ここまで奥二重さんに向けて、まつげパーマの良し悪しを中心に紹介をしてきた。まつげパーマの世界は思ったより奥が深く、使うロット、選ぶカールによって仕上がりが大きく変わってくることをお分かりいただけたであろう。
目元に自信がなくても大丈夫。あなたの奥二重にフィットするまつげの形は必ずある。
カウンセリングの際は、遠慮しないで「こんなまつげにしたい!」と理想の形を伝えよう。施術をしてくれるアイリストはたくさんの人の目元を見ている。あなたがしっかり理想形を伝えることによって、きっとその意図を汲み取ってくれるはずだ。
では理想の目元に出会えることを願いつつ、本日の内容を以下にまとめる。
【奥二重にまつげパーマは似合わない?】
- 似合わないと言われる理由は「まぶたへの張り付き感」
- 似合わないデザイン「LカールとDカールはやめておけ」
【奥二重に施すまつげパーマの種類と注意点】
- 奥二重さんに向けた注意点「まぶたにまつげが近づきすぎないカールを選ぶ」
- 奥二重さんに似合うまつげパーマの種類。
⑴ナチュラル派は、「ゆるカール」がオススメ。
⑵ロットは自分の目にフィットするものを選ぼう。
⑶カールは「Cカール」「Oカール」なら張り付き感ゼロ!
【奥二重にはまつげパーマ?マツエク?どっち?】
⑴奥二重×まつげパーマ
仕上がり:ナチュラル
メリット:メンテナンスがラクで、長持ち。
デメリット:変化が分かりにくく、まつげ自体に負担がかかる。
費用相場:3,000円〜10,000円程度
⑵奥二重×マツエク
しあがり:華やか
メリット:長さや量をお好みで選べる。日々のメイク時間が短くなる。
デメリット:メンテナンスが大変、3週間ほどでリペアや付け替えが必要。
費用相場:7,000円〜12,000円程度。